熱海駅の後ろ側

熱海というと首都圏からの観光地ですが、静岡市民にとってはあまり縁が無い地域だったりします。

熱海と言うと温泉ですが、一般的な熱海の街の風景としては

こんなだったりこんなだったり、はたまたこんなだったりこんなだったり、

更にはこんな(シーズンにはもっと凄い事になっている)だったりします。

そういう所は観光関連のサイトにお任せすることにして、

熱海駅バスターミナルの横にある怪しげな道から熱海の裏側を攻めてみました。

熱海駅改札を出てバスターミナルに向かう途中、コンビニの横にあるこんなトンネル。
ある意味、別世界への入口であります。
ガードをくぐると熱海のイメージとはまったく異なる、怪しげな雰囲気。
交通量が意外と多い上に、途中から歩道が無くなっているので注意。
道の分岐点の見つけにくい場所ある案内。
桃山坂という、熱海中学校までの1000メートルほどの坂道(というかもはや山道)。
写真で見ると大したことはなさそうな感じですが、すでに険しいです。
険しい坂道を登るために随所にある急カーブ。
これはまだ緩やかな方です。
「避難地 熱海中学校」
避難地へ行くまでにかなりの体力を消耗しそうです…
途中に横断歩道がありますが、横断歩道があれば必ず階段もあります。
注意喚起のためのものと言ってもいいでしょう。
長い坂道を歩く場合、こういった階段は疲れを増幅するだけなので、できれば遠回りでも坂道を歩いた方が楽です。
桃山坂を象徴する、180度ターンする急カーブ。
乗用車でも運転するのは厳しいでしょう。
こんなカーブですから、運が悪いと対向車とすれ違えなくて難儀します。
桃山坂ゴール地点(多分)。
右に曲がれば熱海中学校正門。
ここを左に曲がって坂を下ると、林ガ丘町方面へ行く事ができます。
右を向けば熱海中学校、左を向けば桃山小学校。
つまり9年間この坂を登って通学する児童がいるわけです。
毎日がトレーニング。

正面の建物は学校ではありません。
更に上を目指してみましょう。
ここまで来ると、景色がかなり良くなってくるんですよ。
左に曲がると徒歩では厳しいものがあるので、直進。
「この先行止まり」
行止まりまで行って見ます。
行止まり発見。
この場所から熱海港を一望できます。
熱海海上花火大会見物にはもってこいの場所。
行止まりの地で見られる絶景。
熱海海上花火大会の特等席です。
中央の小さい島が初島で、画像右よりの大きな島が伊豆大島です。
拡大画像はこちら
この先行止まりの場所から左に伸びる、超急坂。
ここまで来るのにかなりの労力を費やしているので、これはかなりの難関です。
急坂を登りきった地点。
車道沿いにあるのはMOA美術館で、こちらは3階入口。
入館時間は9時〜16時30分、入館料は大人1600円です。

これより先は桃山町の隣、林ガ丘町です。
長い移動式通路を挟んで展開する珍しい建物は、高級リゾートマンション「熱海パサニアクラブ」。全28層で伊豆大島も見え、各部屋には温泉まで引き込み可能。
こういう物をいきなり見たら、そりゃ驚きますって。
かなり強烈なインパクトを持つ一般の住居。
太宰治と熱海といえば起雲閣ですが、これは起雲閣ではありません。
ちょっと趣があると思いませんか?

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